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柿葉カンコの木(カキバカンコノキ)

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柿葉カンコの木(カキバカンコノキ)はトウダイグサ科カンコノキ属の常緑低木である。
鹿児島県の屋久島から沖縄県にかけて分布し、平地や山地の林の中や林の縁に生える。
海外では、アジアの熱帯・亜熱帯地域に広く分布する。
樹高は1~5メートルくらいである。
葉は長い楕円形で、2列に互い違いに生える(互生)。
開花時期は不定期である。
葉の脇から散形花序(枝先に1つずつ花がつく)を出し、黄緑色の小さな花をつける。
花弁はなく、6枚の萼片が花弁のように開く。
花の後にできる実は扁球形で、緑色から赤橙色、黒へと変化する。
なお、カンコはカンコ舟(小形の木造船)のことで、葉の形を譬えたという。
本種の場合は「柿の葉」によく似ている。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Glochidion zeylanicum


★珍しい名前につられ花を見る
 片仮名だけでは意味もわからず

柿葉カンコの木(カキバカンコノキ)_d0125765_5533754.jpg

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by sikino-hana | 2009-11-20 05:54 | 四季咲きの花
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