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紅花苺の木(ベニバナイチゴノキ)

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苺の木(イチゴノキ)はツツジ科アルブツス属の常緑高木である。
原産地は南ヨーロッパである。
英名はストロベリーツリー(strawberry tree)である。
和名はこれを訳したものである。
紅花苺の木(ベニバナイチゴノキ)はその園芸品種である。
ヨーロッパでは5~10メートルほどの樹高になる。
日本の鉢植えでは1~3メートル程度である。
葉は長めの楕円形である。
葉の柄は短く、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は10~12月である。
それ以後も5~6月まで不定期に開花する。
花は壷形をしていて、花の色は紅色を帯びる。
結実期は10~2月である。
果実は始めは黄緑色をしているが、黄色、オレンジ色を経て、熟した紅色になり、食べられる。
味はやや酸味がある。
写真は9月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Arbutus unedo cv. Rubra


★葉の陰に揺れる小花は壷形で
 頬染めて咲く乙女のように

紅花苺の木(ベニバナイチゴノキ)_d0125765_601872.jpg

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by sikino-hana | 2009-11-04 06:01 | 秋の花
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