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丸葉盗人萩(マルバヌスビトハギ)

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丸葉盗人萩(マルバヌスビトハギ)はマメ科ヌスビトハギ属の多年草である。
本州の岩手県から九州にかけて分布し、草地や林の縁などに生える。
海外では、アジアに広く分布している。
分類上は、盗人萩(ヌスビトハギ)の基本種とされている。
草丈は30~120センチくらいである。
茎や葉には粗毛が生える。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は幅の広い卵形で、頂小葉が大きい。
小葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は7~9月くらいである。
茎先や葉の脇に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)ないし円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を出し、淡い紅紫色をした蝶形の花をつける。
花径は3~5ミリくらいである。
花の後にできる実は節果(種子の入った部屋が仕切られた分果)で、短い鉤毛が密生する。
写真は8月に軽井沢町植物園で撮った。
学名:Desmodium podocarpum


★丸い葉の盗人萩があるなんて
 知らなかったなまた発見だ

丸葉盗人萩(マルバヌスビトハギ)_d0125765_1193539.jpg

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by sikino-hana | 2009-09-06 11:10 | 夏の花
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