小葉擬宝殊(コバギボウシ)はユリ科ギボウシ属の多年草である。
北海道から本州の中部地方にかけてと四国、九州に分布し、山地の湿原に生える。
草丈は30~50センチくらいである。
根際から生える葉は長さが10~15センチくらいある細長い楕円形である。
葉には艶はなく、縦の葉脈が目立つ。
開花時期は7~9月である。
花被片は6枚で、長さは4~5センチである。
やや下向きに咲き、花の色は淡い紫色である。
花被片の内側には濃い紫色の縦筋が入る。
雄しべは6本である。
雌しべは1本で突き出している。
写真は8月に福島県のあだたら高原で撮った。
学名:Hosta albo-marginata
★恥じらいて咲くがごとくに俯いて
小葉擬宝殊は色鮮やかに
花図鑑
by sikino-hana
| 2009-08-14 11:31
| 夏の花
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