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礼文草(レブンソウ)

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礼文草(レブンソウ)はマメ科オヤマノエンドウ属の多年草である。
日本固有種で、北海道の礼文島のほか利尻島、知床半島のみに分布し、海岸近くの礫地や草地に生える。
環境省のレッドリスト(2007)では、「ⅠA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
草丈は10~20センチくらいである。
根際から生える葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は長い楕円形で、17~23枚くらいつく。
開花時期は6~7月である。
茎先に赤紫色をした10個くらいの蝶のような花をつける。
写真は7月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Oxytropis megalantha


★限られた土地に根づいた礼文草
 姿を見せていついつまでも

礼文草(レブンソウ)_d0125765_5433937.jpg

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by sikino-hana | 2009-08-06 05:44 | 夏の花
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