姫百合(ヒメユリ)はユリ科ユリ属の多年草である。
本州の東北地方南部から沖縄にかけて分布し、日当たりのよい山地や草原に生える。
海外では、台湾、中国、朝鮮半島、アムールなどにも分布する。
環境省のレッドリスト(2007)では、「ⅠA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
草丈は40~100センチくらいである。
茎は直立し、茎につく葉は被針形おしており、長さは5~10センチくらいである。
たくさんの葉が互い違いに生える(互生)。
開花時期は7月ころである。
茎先に1~5輪の花がつき、上向きに咲く。
花の色は朱紅色で、濃い赤褐色の斑点がある。
俳句の季語は夏である。
写真は7月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Lilium concolor var. partheneioni
★受け咲きの姫百合の花空が好き
願い叶えと祈るがごとく
花図鑑
by sikino-hana
| 2009-07-28 05:47
| 夏の花
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